異動する人への餞別の集金 — 退職祝いとの違いと、取りまとめ方・案内メール文例
執筆: 幹事Pay 編集部 ・ 読了目安 約6分
異動する同僚への餞別の集金とは、送別会の会費とは別に、部署やチームでお金を出し合い、本人に渡す現金や品物代を集めることです。退職の場合と似ていますが、異動は内示から着任日までの期間が短いことが多く、短期間で集金から贈呈までを終える必要があります。この記事では、退職祝いとの違い、範囲の決め方、案内メールの文例、渡し方までを整理しました。
1. 送別会費・退職祝い金・餞別は何が違うか
似た場面で複数の集金が発生するため、まず整理します。送別会の会費は会食にかかる費用を参加者で割るお金、退職祝い金は退職する本人に渡す贈り物代、餞別は退職・異動・転勤など「送り出す」場面全般で使われる言葉で、この記事では主に異動・転勤する人への餞別を扱います。
- 送別会費 → 会食の参加者で割る (本人の会費はどうするかは別記事で解説)
- 退職祝い金 → 退職する本人への贈り物代。会食とは別に集める
- 餞別 (異動・転勤) → 退職と同じ仕組みだが、着任までの期間が短い前提で進める
2. 発表から最終出社日までが短い
異動の内示は、退職の申し出に比べて発表のタイミングが遅く、最終出社日まで1〜2週間しかないことも珍しくありません。集金・購入・寄せ書きの準備まで含めると、案内を出す初日がほぼ勝負です。
!この数字の前提
幹事Pay 上のオンライン決済96件の集計です (2026年9月時点)。現金の受け渡しは含みません。短期間で集めるほど、現金のみに頼らない方が回収漏れを減らせます。
3. 案内メールの文例
急な話になりやすいため、件名だけで内容が分かるようにしておくと読み飛ばされません。
!案内メールの文例 (件名: 【ご相談】◯◯さんへの餞別について)
「お疲れ様です。来月◯日付で異動される◯◯さんへ、部署一同で餞別をお贈りしたいと思います。お一人あたり◯◯円程度を目安に、ご協力いただける方は△月△日までに〇〇の方法でお願いします。強制ではありませんので、難しい場合はお気遣いなく。」
- 範囲はチーム内か部署全体か、送り先が複数いる場合は対象者ごとに分けて案内する
- 金額は「目安」と明記し、強制ではないことを一言添える
- 締切は発表から3〜4日後を目安に置き、最終出社日の直前にしない
4. いつ、どう渡すか
- 送別会がある場合は、会の締めのタイミングで贈呈する
- 送別会がない、または本人の都合で開けない場合は、最終出社日の終業前に個別に渡す
- 寄せ書きやカードを添える場合は、集金の締切より前に準備を始めておく
幹事Pay を使うと、誰がいくら払ったかが集まった時点で見えるため、「まだ払っていない人」だけに声をかければよく、短い期間でも催促の手間を減らせます。
5. よくある質問
Q餞別の金額はいくらが目安ですか?
幹事Payでは餞別の相場に関する一次データを持っていないため、具体的な金額は示しません。部署の人数や対象者の役職感を踏まえて、声をかける範囲の中で目安額をすり合わせるのが実務的です。
Q餞別を受け取った本人は、税金の対象になりますか?
判断が分かれる部分があります。税理士や所轄の税務署にご確認ください。
Q異動の発表が急で、1週間しか時間がありません。どう進めますか?
範囲を絞って案内を即日出し、締切を3日後程度に設定します。現金のみに頼ると当日まで集まりにくいため、オンライン決済など事前に払える手段を用意しておくと、短い期間でも回収しやすくなります。
Q退職の場合の記事と、この記事はどう使い分ければいいですか?
声をかける範囲や文例の基本形は共通していますが、退職は準備期間に余裕があるのに対し、異動は短期間で終える前提で書いています。状況に近い方を参考にしてください。
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