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幹事の基本公開日: 2026.11.06最終更新日: 2026.11.06

法事・偲ぶ会の会費 — 香典とどう違うか、会費制にするときの決め方

執筆: 幹事Pay 編集部 ・ 読了目安 約7分

法要や「偲ぶ会」「お別れの会」を開くとき、「香典・供花は辞退し、会費〇〇円をお願いします」という案内を見たことがある人は多いと思います。これは香典をやめて、会食代や返礼品を含めた金額を事前に決め、参加者から同じ金額を受け取る**会費制**という進め方です。この記事では、香典と会費制の違い、会費制にするかどうかの判断基準、案内状の文例、当日の会計の整理の仕方をまとめました。

1. 香典・供花と「会費制」は何が違うか

香典・供花と会費制の違いを比較した図解。香典・供花は参加者がそれぞれ金額を判断して当日袋で持参する方式。会費制は主催側が事前に金額を案内し、会食代・返礼品込みでまとめて受け取る方式。会費制は金額が揃うぶん、主催側の会計と記録がまとめやすい。
香典・供花と会費制の違い (幹事Pay 作成)

法事・偲ぶ会の会費制とは、香典・供花を辞退するかわりに、会食代や返礼品を含めた金額をあらかじめ主催側が案内し、参加者から同じ金額を受け取る進め方のことです。香典・供花は、参加者それぞれが間柄や地域の慣習に応じて金額を判断し、当日袋に入れて持参するのが従来の形です。一方、会費制は主催側が会食代や返礼品を含めた金額を事前に決めて案内し、参加者から同じ金額を受け取る進め方です。法要後の会食や、形式を抑えた「偲ぶ会」「お別れの会」では、香典・供花を辞退して会費制にする案内が増えています。

2. 会費制にするかどうかの判断基準

どちらが正しいという決まりはなく、宗派や家・地域の慣習、施主の意向によって選ばれています。会費制が選ばれやすいのは、次のような場面です。

  • 会食を伴う — 会食代を参加人数で割って事前に決めやすいため、会費制になじみやすい
  • 参加人数が多い — 香典・供花の金額がまちまちだと、主催側の会計・お返しの手配が煩雑になりやすい
  • 形式を抑えたい — 「偲ぶ会」「お別れの会」のように、宗教的な儀礼よりも集まりの意味合いを重視する場合
  • 高齢の親族・遠方からの参列者が多い — 金額をいくらにすべきか迷う手間を、事前の案内でなくせる

!菩提寺・親族との事前確認は欠かせない

宗派や家・地域によって、会費制になじまない、あるいは香典辞退自体を好まない慣習が残っている場合もあります。会費制にする前に、菩提寺や年長の親族に一声かけておくと、当日のトラブルを避けられます。

3. 案内状・返信はがきに書く文言

会費制にする場合は、香典・供花を辞退する旨と、会費の金額を同じ案内に書くのが基本です。金額だけを書くと「結局いくら包めばいいのか」という問い合わせが増えるため、辞退の一文は省かないようにします。

!文例 (コピーして利用OK)

「なお、御香典・御供花の儀は固くご辞退申し上げます。当日は会費として〇,〇〇〇円を頂戴したく存じますので、ご了承のうえご参列くださいますようお願い申し上げます。」

金額は会食の内容や会場によって大きく変わるため、この記事では具体的な金額の相場には触れていません。会場や料理店に会食費の見積もりを確認し、人数で割って決めるのが実務的な手順です。

4. 当日の会計 — 誰が窓口になるか

会費制であっても、当日になって香典を持参する参列者は一定数出ます。受付では、辞退の案内をしていたことを伝えつつ、強く押し返さずに預かるという対応が無難です。会計の窓口は、施主家族のうち1人、または親族内の会計担当に絞っておくと、誰がいくら渡したかが後から分からなくなる事態を避けられます。

!記録を残す理由

会費と、辞退にもかかわらず持参された香典が混ざると、後日の御礼(返礼品の送付先の確認など) に支障が出ることがあります。受付の時点で「会費として受け取った人」と「香典を持参した人」を分けて記録しておくと安心です。

会費を受け取った際に領収書を求められる場合もあります。書き方や、任意団体が発行するときの注意点は会費の領収書はどう出すかで詳しく整理しています。

5. 幹事Payで集める場合

法事・偲ぶ会の会費は、現金や銀行振込でやり取りする方が馴染みやすいと感じる参列者が多い場面です。オンライン決済のリンクを送るような集め方は、場の雰囲気に合わないと感じられることもあるため、幹事Pay を使う場合も、銀行振込や現金受け取りの記録機能を中心に使うと違和感が少なくなります。事前に会費を支払ってもらう場合も、参加者ごとの支払い状況を一覧で確認でき、現金・銀行振込はいずれも手数料0円で記録できます。

📖あわせて読みたい社内の香典を集金する — 取りまとめ方と案内メールの書き方会社の同僚やその家族への弔事に際して、部署内で香典をまとめる場合の進め方はこちらで解説しています。

6. よくある質問

Q香典と会費制、どちらにすべきですか?

どちらが正しいという決まりはありません。会食を伴う、参加人数が多い、形式を抑えたいといった場面では会費制が選ばれやすい傾向がありますが、宗派や家・地域の慣習によって会費制がなじまない場合もあるため、事前に親族や菩提寺に確認することをおすすめします。

Q会費制なのに香典を持ってきた人がいたらどうすればいいですか?

辞退の案内をしていたことを伝えつつ、強く押し返さずに預かるのが無難な対応です。会費として受け取った分と、持参された香典は分けて記録しておくと、後日の確認がしやすくなります。

Q会費の金額はどう決めればいいですか?

会場や料理店に会食費の見積もりを確認し、参加人数で割って決めるのが実務的な手順です。金額の相場は地域や会の規模によって差が大きいため、この記事では具体的な額には触れていません。

Q案内状にはどう書けばいいですか?

香典・供花を辞退する旨と、会費の金額を同じ文面に書くのが基本です。辞退の一文を省くと「結局いくら包めばいいのか」という問い合わせが増えるため、両方を明記してください。

Q会費はオンライン決済で集めてもいいですか?

法事・偲ぶ会の会費は現金や銀行振込でやり取りする方が馴染みやすいとされています。オンライン決済を使う場合も、記録の確認用途にとどめるのが無難です。

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